ことばを育む 親子の時間 ~まず、すること 「子どもを知る」こと~

というわけで・・・
まず、やること。

「わかりやすいふりをして、実はあつかいの難しい❝発達の物差し❞」は、いったん脇に置きましょう。笑

わかりやすそうな顔をしているものほど、実は扱いが難しい・・・
専門家でも扱いきれていない人もたくさんいるのです。

わかった気にさせられて、混乱させられるくらいなら、❝手強いコイツ❞はいったん置いておきます。
(誰にでも優しい男みたいな感じです。ドラマ「凪のお暇」でいうところの「ゴンさん」みたいな感じですね。うっかり近づきすぎるとメンタルやられます。笑)

もう、まずはコレ!!

これにつきます。今日の記事、これで終わっていいくらい。笑

この物差しを「わかった気になって誤用しない」というのは、とてもとても大事なことです。。

さて、わかりやすそうでよくわからない物差しを見えないところにしまった今、「子どもを知る」ための「わかりやすそうな教科書」はもうここにはありません!!

ここからが本題です!!!!(毎度プロローグが長すぎますね。)

【答えが無限にある「子どもを知る」方法】

として、私が子どもたちと向き合うとき一番大切にしている考え方・基本姿勢に

【SOUL】

という心構えがあります。
(米国・コロラド大学のワイズ博士により提唱されたものだそうです。)

この【SOUL】という姿勢。

言われてみれば、ごくごく当たり前な内容なのですが、私が大学で教わったなかで、一番深く心に刻まれており、いまでもとても大切にしていて、、
すべてはこれに始まりこれに終わると実感している心構え。

母として、STとして、おとなとして、、子どもと向き合う立場として、あらゆる場面で一番大切にしている心構えです。

長くはなりますが、大切に大切にご紹介しますので、大切に扱ってみてください。

【SOUL】とは

S(Silence) O(Observation) U(Understanding) L(Listening)

の頭文字を組み合わせたもので一つ一つに大切な役割があります。

S(Silence):しずかに 子どもの行動を黙って見守ること

既存の物差しやおとなの考えに子どもを当てはめるのではなく、
あくまで子どもが主導的であるように仕向ける。

つまり「子どもが何をしたいのか」を黙って看取る姿勢です。
自分の思い込みや解釈に惑わされないよう心の声も「しー、静かに。」

O(Observation):観察する 子どもの状態を知る。

コミュニケーションの様式や気分、体調、得意なこと、苦手そうなことを
観察する。
行動の理由を裏付けるヒントを探ります。できるだけたくさん。
*日常のようすや日常との違いを母から聴取して参考にするのもこの過程で大切なことですね。

U(Understanding):理解する 

看取り、観察した事柄を踏まえて、子どもの状況を理解する(しようとする)姿勢を示す。
*ただし、ここでも「わかった気にならないこと」が大切。わからないことは勝手に解釈せず、質問します。

L(Listening):聞く

単に、耳で聞くだけではなく、子どもに「話が通じている」
「言いたいことは伝わっている」聞いていることが伝わるように
うなずいたり、身振りや言葉で応答する。
また子どもが話して来たら、子ども自身が「話し終わった」と感じるまで、
しっかり「聞く」姿勢を示すことが大切です。

これらの姿勢は、一つ一つバラバラに順を追って行うものではなく、、
静かに見守りながら、しっかり子どもを観察し、
状態や要求を理解し、言っていることや言いたいと思っていることを
聞き取る・・・という、一連のものなのです。

いつからいつまで、やればいいとか、ゴールがあるものでもなく、
環境や状況次第で、刻一刻と変化する、一瞬一瞬の事柄や現象のすべてに当てはめるもので、、
当然、決まった答えもありません。

子どもに限らず、大切なひとと接するときに、
よく知らない人や自分のことを伝えるのが苦手な人と共存するときに、
わかったつもりになりがちな家族や自分と向き合うときにこそ、、
おごらず、常に持っていたい心構えだな、、、と、教わってから15年経ったいまでも、色褪せることなく、大切にしています。

黙って よく見て 
よく聞いて よーーく感じとり 考える

投稿者プロフィール

堀川 由樹子
堀川 由樹子
鹿児島県出身
広島県立保健福祉大学
保健福祉学部
コミュニケーション障害学科卒業
言語聴覚士国家資格取得
母親 9年生 (個性豊かな3兄妹と夫と暮らす)

関連記事一覧