遊びの専門家・HPS(ホスピタルプレイスペシャリスト)をご存知ですか?

はじめまして!

HPS(ホスピタルプレイスペシャリスト)の河村です。
HPSという資格を、はじめて耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?HPSはイギリス生まれの資格で、イギリスでは国家資格の一つです。

イギリス以外にも、ニュージーランド、オーストラリア、香港など、海外ではたくさんのHPSが活躍しています。

日本のHPSは、まだ200名程度と少なく、なかなか出会う機会はないでしょう。

でも、HPSってとっても素敵な仕事なんです!!

HPSってどんな人?

Hospital:病院 Play:遊び Specialist:専門家

つまり、HPSは医療現場で働いている遊びの専門家です。

小児医療チームの一員として、医療を必要としている子どもたちの「遊ぶ権利」を守っています。

では、なぜ医療を必要としている子どもたちには遊びの専門家が必要なのか。

子どもたちは遊んでいますか?

HPSが考える遊びは、「呼吸」と同じです。

人間は呼吸をしなければ生きることができません。

同様に、子どもにとって遊びは、呼吸と同じくらい大切なものだと私たちは捉えています。

人工呼吸器を使用している子どもが、ベッドに横になって天井をぼーっと見つめたままになっていませんか?

手や足がうまく動かせない子どもが、手の届かないところにあるおもちゃをじっと見つめたままになっていませんか?

知らず知らずのうちに、子どもから遊びを奪っていませんか?

そんな置いてきぼりになっている子ども達を見逃さず、子どもたちの声を聞き、応え、遊びを届けることが、HPSの仕事の一つです。

次回は、「なぜ子どもには遊びが必要なの?」についてお話したいと思います。

今日の遊びのエッセンス

梅雨に入り、ムシムシと暑い日が続いています。

天気の良い日には、水遊びをしたくなる時がありませんか?

もちろん、気管切開をしている・人工呼吸器をつけている子でも水遊びはできます。

次の天気の良い日には、担当のお子様と水遊びがしたいなと思い、気切孔や人工鼻を守るスタイを手作りしてみました。

お弁当などを入れる防水素材の巾着を解体し、スタイにリメイク!

これがあれば、少し激しく水遊びをしても、人工鼻が濡れることを防ぐことができるかもしれません。

「できない」ではなく、「できる方法を考える!」そんな毎日です!

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